VLOOKUP関数はよく使う関数ですが、エクセルの関数に慣れていないと、なんじゃこりゃ?って感じですよね。
でもこの関数、よく使うし、僕も好きな関数なので解説してみます。
VLOOKUPは
V = Vertical (縦方向を)
LOOKUP = 検索する
という意味です。
なので「作ったリスト」の中を検索して、そのリストの中の「欲しい情報」を表示してくれる機能ということです。
例えば
- りんご 100円
- もも 200円
- みかん 150円
というリストがあったとします。
そのリストを元に、別のシートで「りんご」と入力すると、「100円」と表示してくれる、それがVLOOKUPです。
それではVLOOKUPの関数を読み解きましょう。
=VLOOKUP(D5,A1:B3,2,FALSE)
のようにVLOOKUP関数は書かれます。
ちなみにA1, B3とか書いてあるのって、
「A行の1列目」、「B行の3列目」って意味です。
なので「B3」と書いてあったら、画像の赤くなっているセルを指します。
そして「どっちが列でどっちが行」を忘れがちな人は
覚えやすい方法をイラレで作りましたのでご参照を(笑)
さて、この =VLOOKUP(D5,A1:B3,2,FALSE) ですが、
D5に書いてある文字や数字と全く同じものを、
A1:B3 (Aの1のセルからBの3のセル)の範囲内で探して、
見つけたところのお隣に書いてあるやつ(2行目)を表示してください。
という指令です。
ちなみに最後のFALSEは、「もし見つからなかったら見つからないと言ってください」という意味です。
で、さっきのりんごの例を当てはめると、
赤くなっているセルに「りんごはいくら?」って表示して欲しいので、
A1からB3までの範囲のリストを見て、
D5に「りんご」と入力したら、
VLOOKUP関数を入力した赤いセルに「100円」と表示されます。
これがVLOOKUPの正体です。
自分で探す代わりにエクセルが探して教えてくれる。エクセルって親切ですよね。
ちなみに関数を入力するには他にやり方もありますが、とりあえずVLOOKUPを一度試してみましょう、ってことで解説してみました。
みなさんも「リスト」を作ってみて、欲しい情報を「表示して〜」とエクセルくんに指示してみてください (^^)
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