黒への考察

ご存知の通り(誰が?)、僕は現在、全部黒にしようとしていまして、「照明ってどうすれば黒になるんだろう」だなんて真面目に考えてるのですが、いやいやいや、大丈夫?って思われたら、すみません。

で、最近気づいたんですけど、今までの全部白と違って、黒にすると「決定的な弊害」があるんですよね。

それは何か。ずばり、「黒の上に黒を置くと同化してわからなくなる」です。

いや、これマジで。白の上の白どころのレベルじゃありません。黒の上の黒は、もう上のものはなくなったも同然です。

まあでもね。黒に対して意外な発見もあるわけで。黒いベッドリネンってすっごい落ち着くんですよね。睡眠と黒って相性がいいみたいです。今までの白いリネンは、まるで蛍光灯でも抱えて寝てたんじゃないかってくらい、黒に囲まれて寝ると落ち着きます。寝れない人、お試しを。

そして今日はユニクロへ。

ユニクロに何を買いに行ったかというと、ウルトラライトスカーフと、ポケッタブルパーカ。どちらも黒ですね。

何かを買う時は、いつも「買う理由」が「買わない理由」を勝った時であると思うんですが、今回これの購入を検討するにあたり、両者の理由を軽く検証します。

「買う理由」
・ネットで見た時衝撃的にかわいいと思ったから。
・ウルトラライトダウンは嫌いだけど、これなら着る物でないし当てはまらない、むしろ可愛いユニクロやっぱやるな
・実はこれに似たものを昔、ギャルソンで見て可愛いと思ってたけど何万もしてたし買おうまではいかなかったのを少し思い出した
・そもそも僕はストールの類が好きなんですよ

「買わない理由」
・今日はとりあえず見に来ただけなので買わない
・それよりもここ何ヶ月か悩んでるポケッタブルパーカを買いにきたんだから。
・このパーカよりも明らかに使用頻度も低く、しかも高いスカーフをまず買ってしまうなんて筋が通らない。
・ストールの類はもう持ちすぎるほど持っていて、「必要」という状況では間違ってもない。
・ウルトラライトダウンに対する偏見をこのスカーフ購入後も払拭できる確証がない。

ここまでは、「買う理由」が一見、勝ってませんよね。

店員さんに、
「あのー。すみませーん、あのマネキンがしてるスカーフってありますかー?」って、アホ面で聞いたら、その店員さん、とっても親切だったんですけど浦島太郎並みに調べるのに時間がかかるみたいで、しばらくボケーっと待ってたら、「赤はあるんですけど、黒がないのでちょっと在庫探します」と言ってまたどっか行こうとしてたので、「とりあえずそのスカーフの売り場教えてください」と聞いたら案内されました。

そしてそのスカーフ。新作でおそらく店頭に並んでまだ1〜2 週間くらいだと思うんですけど、ほとんどないんですよ、在庫が。あるのはユニクロお得意の「在庫残りの変な色」だけで、ボルドーとライトグレーだけなんですよね。元々6色展開かな?

そしてふと気付くと、なんと隣のカップルが持ってるんですよね。黒の最後の1個。女性が買おうかどうか迷ってて、あーでもないこーでもないって、ニワトリ論争を繰り広げているわけです。一方僕は永遠に戻ってこない店員を鑑みて、これは残りの1個と確信したわけです。僕は女性の彼氏の「やめとけば?」の一言に大きくうなずき、生きた心地がしない面持ちでカップルが2人で下す決断に耳を傾けていたら、なんとなんと、その女性、スカーフを海に戻したんです。僕はそのカップルが去るのと、他の敵、じゃなくてお客が周りにいないのを同時に確認して見事そのスカーフの捕獲に成功したんです。

このくだりで、「買う理由」が勝った瞬間、感じてくれました?

そして獲物を捕獲した僕は、もう浦島さんを待つ必要はなかったけど、彼は必死で黒の在庫を調べているのに、ここで立ち去るわけにもいかないし、彼が可哀想だったので待つ事にしました。「お客さーん、お待たせしましたー」と言う時には客がいない、なんて空虚感、味わせるわけにいかないですよね。その後まあ、多分5,6分待って、彼が来て、やっぱありませんでした、との報告と、あったから大丈夫という呼応を経て、レジで精算。

そして3階に行き、「何ヶ月も迷っているポケッタブルパーカも買ってないのに、なんでこんなポッと出の新人ちゃんを買ってるんだ」という矛盾を払拭するためにパーカも購入。こちらのスカーフ、気になる方は、今の内にお買い求めを!

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